みんなと違ってもそのままの自分が好き
主人公のあかねこは白ねこかあさんと黒ねことうさんの子どものいっぴき
他の兄弟とはちがってあかねこだけ母さんと父さんと全く違う色
家族からはかわいそうだからと一緒のいろに変えようとする
でも、あかねこはそのままの自分が好きだ
そして家族と離れるのは寂しいけれど外の世界に出て
自分のことをすきだといってくれる猫に出会って
というお話
周りからなにか言われても
「自分のことが好き」なあかねこ 強いなぁと思います
わたしは子どものころから親が転勤族だったため
学校が変わってもすぐに打ち解けれるように
自然と人にあわせるような性格に育ってきました
自分の思いとちょっと違うかなと思うことがあっても
期限付きのお付き合いと割り切ってその場をしのいできたような気がします
でも、息子たちは家を建てたこともあり
同じ土地でずっと巣立つまで暮らしていきます
これから学校という大きな社会の中で
なにかしら人との違いで悩むことがあるかもしれません
「自分のことが好き」
こういう強い気持ち(自己肯定感)を
むすこたちが育めるように一緒に成長していければいいなと思います
ということは、怒ってばっかりでは ダメですね
とりあえずまずは「どんなあなたでも大好き」っと抱きしめてみます
今回ご紹介した本はこちら
「わたしはあかねこ 」
作: サトシン
絵: 西村 敏雄
出版社: 文溪堂