マメ子 プランCライフ

絵本好き専業主婦マメ子のプランCライフ

結婚、2児を持つ専業主婦。在宅ワークを夢見てWebデザインの勉強を独学で始めてみました。子育て中に購入してよかったものもご紹介しています。

絵本「ぼくのきもちはね」 寄り添うこと


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 わが家の次男の幼稚園では週末に園にある絵本の貸し出しがあります

 

今回借りてきたのはこちら

絵本「ぼくのきもちはね」  

つみきのお城をつくって遊んでいた男の子

 

カラスに壊されて、がっかり・・・

 

慰めようとたくさんの動物たちがいろいろ声をかけてくれますが

 

うさぎは男の子の横でただ寄り添うだけ・・・

 

そのうちに男の子は心をひらいていきます

 

気持ちが沈んだとき、どうしてあげればいいんだろう どうしてもらいたいんだろう

落ち込んだ人、悲しそうな人がいるとどうしたらいいんだろうって思います

 

良かれと思ってわたしの場合はついつい・・・

 

「こうしたらいいんじゃない?」

 

「わたしの時はこうしたら良くなったよ、こんな話もきいたことあるよ」

 

とかアドバイスしたり、相手が話してる途中に口をはさみがち

 

でも、以前病院の相談室で働いているとき

(私は事務職でしたが、看護師さんが患者さんの相談に来られているのを同じ部屋で聞いていました)

 

看護師さんは決して自分から話そうとはしなかったなぁとこの本を読んで思い出しました

 

この本に出てくる「うさぎ」のように、話を「そうだね、そう思うよね」ってゆっくり聞いてあげていました

 

話を聞いてもらった患者さんは最後自分の問題に結論は出なくても

 

来室した時より穏やかな顔で退室されていました

 

まずは相手の気持ちを受け入れる、そして相手の話に耳を傾ける

 

「とっても難しいことだけどすごいなぁ わたしもあんな風に人の話が聞けるひとになりたいなぁ」

 

と感動したのを思い出しました

子育ても同じ

 これって子育てにも通じますよね

 

褒めたり、怒ったり、注意したり・・・

  

子どもとかかわっているといろんなことが起こります

 

余裕のないときは結構先入観で子供と接していることが多いなぁと思います

 

ちゃんと後で話を聞いてみると、自分が思っていることとは内容が違っていたりってことがよくあります

 

よく話を聞いてあげればよかったなぁとあとで反省するのですが日々の忙しさに忘れさってしまってます

 

あらためて寄り添うことの大事さ考えさせられました

 

「うさぎ」や看護師さんのようになりたい

今回ご紹介した本はこちら

作: コリ・ドーフェルド
訳: 石津 ちひろ
出版社: 光村教育図書

大人にもぜひ読んでほしい1冊です